レガシィのプラグ交換


ここでは、サーキット走行とそれに合わせてチューニングした結果、
ノーマルでは役不足となったプラグ交換作業を紹介しています。

尚、交換作業に際しては自己責任において実施してください。
本件に関し、ほっぽさんは如何なる責任も負いませんので悪しからず。。。



準備

10mm&12mmのソケット
10mm&12mmのスパナ&メガネレンチ
プラス&マイナスドライバー
5cm&10cmのエクステンション
上記にあうラチェットハンドル
16mmの磁石付きプラグソケット
CRC556
マーキングペン
パーツクリーナー
ウェス、ないしはペーパータオルなど
プラグ

プラグソケットとエクステンション
プラグレンチとエクステンション(KTCのものをDIYSHOPにて購入)
プラグレンチは磁石付きにしましょう。作業性が全然違います。


使用工具一式
交換作業に使用した工具一式です。

2005年5月15日 更新

イリジウムMAXプラグ
下記のBLITZプラグ交換から2万km以上走行したので、プラグ交換しました。
今回はNGKのイリジウムMAXという、耐久性重視のイリジウムプラグをチョイスしてみました。

イリジウムMAXプラグの品番
チョイスしたプラグの品番です。BLITZのときは8番を使っていましたが、MAXプラグでは最大7番まででしたので、
今回は7番をチョイスしています。高負荷運転時にプラグが溶けないか、ちょっと心配しています。

BLITZ Iridium Spec77
1回目に交換したプラグです。このとき装着したBLITZのプラグです。NGKが製造しているので同社のイリウェイ8と同じではないかと思っています。
購入後、テスターにて全てのプラグの抵抗値を測定しました。マレに抵抗値の大きい不良品があると聞いたものですから。
全てのプラグがほぼ同じ抵抗値を示し、全く問題ないことを確認した上で作業に入りました。

プラグの品番
プラグの品番です。

装着作業

プラグ交換作業、私は以下のような流れで作業しました。これで所要時間約2時間、慣れてくればもうちょっと短縮できると思います。下の画像を参考に、
向かって左側バンクのスペース確保(エアクリ関係脱着)→左側バンクのDIにCRC塗布→右側バンクのスペース確保(バッテリーとウォッシャータンク脱着)→右側バンクのDIにCRC塗布→左側バンクのプラグ交換→右側バンクのプラグ交換→左側バンク復旧→右側バンク復旧→エンジン始動&確認

このやり方が正しいとは思っていませんが、ムダな空き時間を作らずに作業するには、左と右をうまくズラしながら作業するのがポイントと思います。
さて、ここから下は画像とコメントで作業の進め方を紹介します。

プラグ交換前のエンジンルーム
プラグ交換に際し、脱着する箇所を上の画像中に黄色枠で囲みました。向かって左のエアークリーナー関係、右のバッテリーとウォッシャータンクです。

左側スペースの確保
左側を脱着する順番は上の通りです。まずダクトを外し(1)、次にエアクリ〜インマニへのホースを外します。最後にエアクリをケースごと外します。

エアクリの脱着箇所
エアクリケースとホースを外すには、黄色枠の部分を外す必要があります。ゴムホースははまっているだけですし、他もドライバーやレンチで簡単に外せます。
右側のホースを外したら、インマニにゴミが入らないようウェス等を突っ込んでおきましょう。

エアクリ下部固定ボルト
エアクリケース上部を外すと、車体には上の画像にある2箇所のボルトで固定されているのが見えてきます。これを外せば車体から撤去できます。尚、向かって左側のボルトは、レンチを回すスペースが厳しく、緩めるのがちょっと大変でした。

左側の脱着パーツ一式
外したパーツ類です。左からエアクリケース下部、エアクリ、エアクリケース上部&エアフロ、ホースです。

向かって左側のヘッド
やっと左側バンクのシリンダーヘッドが見えてきました。

DIと固定ボルト
レガシィはBGの時代からずっとダイレクトイグニッション(以下DI)を採用しています。これは12mmのボルトで固定されているので、これを緩める必要があります。
がしかし、このボルトが半端でなく固いので、CRCをたっぷり吹きかけてしばし待ちます。

脱着したDI
外れたDIです。ボルトが脱落しないように工夫されているので遠慮なく緩めてもOKです。
向かって後ろ側のDIを脱着するときは、ボルトを緩めDI本体が外れてきたら、頭を180度回転させながら脱着するとスンナリと脱着できます。スペース的に厳しいですが、無理やり脱着することは止めましょう。


次は右側バンクの作業スペース確保です。バッテリー(1)とウォッシャータンク(2)を脱着すればOKです。画像の上にマウスを置くと、脱着後の様子を見る事ができます。

右側手前のDI
前方側のDIです。左と同じように脱着しプラグを交換していきます。

右側奧のDI
こちらは後方のDIです。ここのプラグ交換が一番大変です。作業スペースが一番厳しく、プラグソケットとエクステンションを一体化したままではプラグ穴に入れることができませんでした(他の3箇所はOKだった)。
またDIを外すにはボルト脱着後DIを180度回転させてやっと脱着できたくらいです。これは上の画像にある通り、作業空間にハーネスがあることが原因でしょう。左側にはこのようなハーネスはありませんでしたからね。
ここまでで4本交換しました。あとは外したパーツを元通り復旧させれば作業完了です。

交換前後のプラグ比較
新品プラグ(左)と約34000km走行したプラグ(右)です。一応プラチナで10万km無交換を謳ったものですが、サーキット走行等で酷使したためか、電極が丸くなっていました。
左のイリジウムプラグは電極部が細いですね。これで高着火力によるパワーアップが期待できるでしょうか。

外したプラグ4本
脱着したノーマルプラグ4本です。左から左側前、後ろ、右側前、後ろ、です。
パッと見て後ろ側のプラグの方が焼け気味のように見えました。しかし焼けすぎというところまではいってないと思います。
ちなみにこのプラグ、取りあえず車は走ればイイヤってレベルならまだまだ使えると思います。
例えば純正プラグのまま10万km近く走行している方の交換用には十分使用に耐えうると思われます。^^;


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