BGレガシィにGC8インプレッサの足回りを移植する。


ここでは、前車BG9A−250TにGC8インプレッサSTi−Ver5純正の足回りを組んだ様子を紹介しています。
ネット上でもよく話題になるGCインプレッサ用足回りのBGレガシィへの移植、
リアのアッパーマウントをBG用に交換するだけで物理的には装着可能ですが。。。
まあリアアッパマウントだけの問題ではないことは、ここでの作業の様子を見ていただくのがてっとり早いと思います。

尚、交換作業に際しては自己責任において実施してください。
本件に関し、ほっぽさんは如何なる責任も負いませんので悪しからず。。。



フロントショックの比較
BGレガシィ用車高調とインプレッサ純正ショックの比較、フロント

これは、BGレガシィ用のエナペタル車高調とGC8インプレッサSTi Ver5の純正ショックを列べて比較した画像です。これはフロント用です。車高調との比較なので分かりにくいですが、インプレッサのフロントショックの全長はBGレガシィと全く同じでした。
車高調は流石に全長も短いです。

リアショックの比較
BGレガシィ用車高調とインプレッサ純正ショックの比較、リア

こちらはリアショックです。やはり車高調よりインプレッサ純正の方が全長が長いことが明らかです。インプレッサ純正とBGレガシィ純正では、ショックアブソーバー単体の全長はインプレッサのものが2cm短いだけでした。つまりレガシィに装着するとショートストロークショックになると考えられた訳です。この時点ではインプレッサの純正ショックが何ら問題なくレガシィに移植できると思っていたのですが・・・
ちなみにアッパーマウントはインプレッサ用では使えませんので、事前にBGレガシィ用に変更してあります。
ここで注目しておいてもらいたいのは、インプレッサ用バネの上部ピッチが不等ピッチになっていることです。一般に不等ピッチはバネを遊ばせることなく、車高を下げる際に良く使われます。


インプレッサ用リアショックをレガシィに装着する。
インプレッサのリアショックをBGレガシィに装着した。

このように事前にレガシィ用のアッパーマウントに変更しておいたためか、装着自体はボルトオン、何ら問題なく装着することができました。

ショック交換前の車高
BGレガシィ用車高調装着時の車高バランス

これはインプレッサ純正ショックに交換する前の前後車高です。車高調を使って自在に車高調整していることもありますが、ほぼノーマルの車高だと思います。


インプレッサ純正ショック交換後
GC8インプレッサ純正足回りを移植したBGレガシィの車高バランス、見事に尻下がり。

上記画像にあった、インプレッサ純正ショックに交換しました。ジャッキを下ろすまでは順調だったのですが・・・
ジャッキを下ろすと、ご覧の通りリア下がりになってしまいました。(^_^;;;;;
リアは指が入らないほどに下がっています。逆にフロントはノーマルと同じです。
流石にこれでは使い物にならないので、速攻でBGレガシィ純正のショックに交換したことは言うまでもありません。
ネット上でアドバイスされてはいたのですが、実際体験してみないと分からないものです。
原因はインプレッサの方がレガシィと比較してリア荷重が軽いため、不等ピッチで車高の下がり易いバネを採用しているからと思われます。BGレガシィのリア用バネと比較すると明らかにリアバネのピッチが異なりました。
ただ、インプレッサリアショックにBGレガシィのバネを組み合わせれば、レガシィでも使える可能性はあると思いますが、私には経験がないので出来るかもしれないとしか言えません。
という訳で、GC8インプレッサの純正ショック&バネをBGレガシィに移植する作戦は、見事失敗に終わりました。


表紙に戻る
レガピーチューン日記に戻る