レガシィのフロントブレーキキャリパー交換


ここでは、5年目の車検を終え、ブレーキキャリパーのメンテナンスをしようと思い、
作業性を考えて中古キャリパーを購入しそれをオーバーホール、
現在使用中のキャリパーと入れ替える形でオーバーホールした様子を紹介します。
これも生まれて初めてのDIY交換作業でしたが、無事終了することができました。

尚、交換作業に際しては自己責任において実施してください。
本件に関し、ほっぽさんは如何なる責任も負いませんので悪しからず。。。



準備

フロアジャッキ(車載ジャッキでも問題なし)
ブレーキパーツクリーナー
ハンマー
14mm、17mmのメガネレンチ
8mmのスパナかメガネレンチ(エアー抜き用)
トルクレンチ一式
クロスレンチ
CRC556
交換キャリパー1SET(2つ)
ブレーキフルード、エアー抜きツール

作業工具一式
今回の作業に使用した工具はこれだけです。ちょっと特殊な工具としてはトルクレンチくらいでしょうか。

交換作業

キャリパー交換作業、私は以下のような流れで作業しました。これで所要時間約2時間、慣れてくればもうちょっと短縮できると思います。以下の画像を参考に、
ジャッキアップ→ホイール脱着→ブレーキホース脱着→キャリパ&パッド脱着→キャリパサポート脱着→キャリパサポ−ト装着→パッド&キャリパ装着→ブレーキホース装着→ブレーキフルードエアー抜き→ホイール装着→ジャッキダウン→ブレーキ作動確認

交換前のキャリパー周辺
交換前のキャリパはこんな感じでした。
実は既に、前日キャリパーサポートだけ装着していたので、ゴールドになっています。^^;

マスターシリンダー側の準備
ブレーキホースを脱着する前に、フルードが多量に流れないよう、空気を遮断します。サランラップで蓋をしました。

ブレーキホースを脱着したところ
ブレーキホースは12mmのボルトでした。CRCを吹きかけた後、メガネレンチで緩めます。
ホースとキャリパーボディから少量のフルードが流れ落ちますが、直ぐに止まります。
下にウェス等を置いておくと良いでしょう。

ブレーキホースを脱着した跡
ホースを外したところです。ワッシャがブレーキラインの前後に1枚ずつ挟んでありますので、忘れずに回収しておきましょう。

装着するキャリパーと脱着したキャリパー
今回の作業で脱着したキャリパーが左、右がこれから装着するキャリパーです。
何でゴールドに塗装したかというと、、、ヤフオクで落札したキャリパーが中途半端にゴールド塗装してあったからです。
正直、私なら赤か青にしたいところですが、途中まで塗装してあったので、綺麗に仕上げてみました。
装着するキャリパーは恐らくBH/BEのGT−BかRSK用、私のはGT−VDC用ですが、キャリパー自体は同じものでした。

キャリパーサポートの相違
キャリパーサポートの比較です。左が推定GT−B/RSK用、右が私の使っていたGT−VDC用です。
単に15インチローター/16インチローター用という違いだけでなく、形状も随分異なっていました。
画像の上にマウスを置くと、サポートを横から撮影した画像が見られます。

キャリパーを装着したところ
オーバーホール済み中古キャリパーを装着した様子です。

エアー抜き、その1
ブレーキラインを装着し、ブレーキフルードのエアー抜きを行います。
私は一人でも作業できるよう、ワンウェイバルブ付きのホースを自作しています。受け容器は会社の廃品を有効活用しています。(堀場製作所のpH計校正標準液容器)

エアー抜きの様子
キャリパーにフルードが入っていないこと、ブレーキラインにも多少のエアーが混入したことから、エアー抜きは慎重且つ根気よく行いました。
画像の通り、10回ほどペダルをあおってはキャリパーやラインをプラハンでコンコン叩き、キャリパー内部のエアーを根気良く抜いていきました。エアー抜きだけで30分くらい掛かったような気がします。

装着完了後の様子
全ての作業を終えたら、ホイールを装着して完了です。
マウスを画像の上に置くと、交換前の画像が見られます。
予想されたように、ゴールドホイールにゴールドキャリパーでは、視覚的なインパクトに欠けますね。



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