交換作業
キャリパー交換作業、私は以下のような流れで作業しました。これで所要時間約2時間、慣れてくればもうちょっと短縮できると思います。以下の画像を参考に、
ジャッキアップ→ホイール脱着→ブレーキホース脱着→キャリパ&パッド脱着→キャリパサポート脱着→キャリパサポ−ト装着→パッド&キャリパ装着→ブレーキホース装着→ブレーキフルードエアー抜き→ホイール装着→ジャッキダウン→ブレーキ作動確認

交換前のキャリパはこんな感じでした。
実は既に、前日キャリパーサポートだけ装着していたので、ゴールドになっています。^^;

ブレーキホースを脱着する前に、フルードが多量に流れないよう、空気を遮断します。サランラップで蓋をしました。

ブレーキホースは12mmのボルトでした。CRCを吹きかけた後、メガネレンチで緩めます。
ホースとキャリパーボディから少量のフルードが流れ落ちますが、直ぐに止まります。
下にウェス等を置いておくと良いでしょう。

ホースを外したところです。ワッシャがブレーキラインの前後に1枚ずつ挟んでありますので、忘れずに回収しておきましょう。

今回の作業で脱着したキャリパーが左、右がこれから装着するキャリパーです。
何でゴールドに塗装したかというと、、、ヤフオクで落札したキャリパーが中途半端にゴールド塗装してあったからです。
正直、私なら赤か青にしたいところですが、途中まで塗装してあったので、綺麗に仕上げてみました。
装着するキャリパーは恐らくBH/BEのGT−BかRSK用、私のはGT−VDC用ですが、キャリパー自体は同じものでした。

キャリパーサポートの比較です。左が推定GT−B/RSK用、右が私の使っていたGT−VDC用です。
単に15インチローター/16インチローター用という違いだけでなく、形状も随分異なっていました。
画像の上にマウスを置くと、サポートを横から撮影した画像が見られます。

オーバーホール済み中古キャリパーを装着した様子です。

ブレーキラインを装着し、ブレーキフルードのエアー抜きを行います。
私は一人でも作業できるよう、ワンウェイバルブ付きのホースを自作しています。受け容器は会社の廃品を有効活用しています。(堀場製作所のpH計校正標準液容器)

キャリパーにフルードが入っていないこと、ブレーキラインにも多少のエアーが混入したことから、エアー抜きは慎重且つ根気よく行いました。
画像の通り、10回ほどペダルをあおってはキャリパーやラインをプラハンでコンコン叩き、キャリパー内部のエアーを根気良く抜いていきました。エアー抜きだけで30分くらい掛かったような気がします。

全ての作業を終えたら、ホイールを装着して完了です。
マウスを画像の上に置くと、交換前の画像が見られます。
予想されたように、ゴールドホイールにゴールドキャリパーでは、視覚的なインパクトに欠けますね。
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