交換作業
キャリパー交換作業、私は以下のような流れで作業しました。これで所要時間約2時間、慣れてくればもうちょっと短縮できると思います。以下の画像を参考に、
ジャッキアップ→ホイール脱着→ブレーキホース脱着→キャリパ&パッド脱着→キャリパサポート脱着→ローター脱着→ローター装着→キャリパサポ−ト装着→パッド&キャリパ装着→ブレーキホース装着→ブレーキフルードエアー抜き→ホイール装着→ジャッキダウン→ブレーキ作動確認

ブレーキホースを脱着する前に、フルードが多量に流れないよう、空気を遮断します。
今回もサランラップで蓋をしました。

キャリパーサポートを固定しているボルトのうち、下側の位置です。かろうじてメガネレンチで脱着することができました。
勿論、作業前にCRCを吹いておいたのは言うまでもありません。

キャリパーサポート上部の固定ボルトです。ここは14mmのソケットに延長バーを噛ませて、何とか緩めることができました。

画像黄色枠部分はキャリパー固定ボルト、赤枠部分はブレーキライン固定ボルトです。この3箇所を外せばキャリパーとブレーキラインがフリーになります。

まずは作業前の状態です。

キャリパーを脱着しました。

キャリパーサポートまで脱着しました。ここまでくれば、あとはローターを力任せに外すだけです。

キャリパーサポートを比較してみました。ゴールド塗装品はGT−B/RSK用のベンチレーテッドディスク用です。
ローターを挟む部分の隙間が広いのがお分かりになるでしょうか。
画像の上にマウスを置くと、ローターを挟むこむ部分の拡大画像が見られます。

最後に、新旧キャリパーを比較してみました。良く見ると塗装品の方が幅というか厚みがあることが分かります。
この差はソリッドディスクとベンチレーテッドディスクの差ということです。

ローターは固着していてなかなか脱着できませんでした。
結局、タイヤレバーを使ってグリグリ手前に押し出し、やっと脱着できました。
マジで凄い疲れました。

上の教訓をもとに、翌日はM8、ピッチ1.25、全長60mmのボルトを1本15円でGETし、これを2つある穴に均等にねじ込みながらローターを脱着しました。
前日の格闘が嘘のように簡単に脱着でき、拍子抜けしてしまいました。
画像は、翌日に作業した助手席側のローター脱着時に使用したボルト使用の様子です。

新旧ローターの比較です。画像では分かりませんが、新ローターはベンチレーテッドディスクです。
画像の上にマウスを置くと、ローター裏側が見られます。

ローターを装着しました。装着はあっけないほど簡単です。

キャリパーサポート、ブレーキパッド、キャリパーを装着し、ブレーキラインを装着したらエアー抜きを行いました。
エアー抜きの方法はフロントと同じですので省略します。

ホイールまで装着した状態が上の画像です。ゴールド塗装のキャリパーは正直インパクトが薄いですが、なんちゃってエンドレスブルーのローターハブ部分は、なかなか良い色だと自己満足に浸りました。
このあと、試走を兼ねてローターとパッドのアタリ出しと焼きいれを行いました。
画像の上にマウスを置くと、交換前の画像が見られます。
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