レガシィのエアコンドレンホースを延長する


ここでは、BHレガシィのエアコンドレンホースを延長加工した様子を紹介しています。
きっかけは純正のフロントパイプ遮熱板を交換した際、
整備工場のおやじさんの指摘でした。
エアコンのドレンが遮熱板の真上で終わっており、
ドレンが直接遮熱板の上にポタポタと落ちるようになっていました。
これでは遮熱板の寿命も短いだろうということで、
ホースの延長加工を考えるよう言われました。
ここでは、全くのオリジナルアイデアで
ドレンの延長ホースを装着した様子を紹介しています。
これも何とか自力で全ての作業を終えることができました。

尚、交換作業に際しては自己責任において実施してください。
本件に関し、ほっぽさんは如何なる責任も負いませんので悪しからず。。。



準備

フロアジャッキ1台
ウマ
8mmのソケットレンチ
17mmのソケットレンチ
クロスレンチ
トルクレンチ
ドライバー
CRC556
12mm×25mm、ピッチ1.25のボルト&ワッシャー
カーテン等の取り付けに使うリング数本(大きさは適当)


延長加工作業

以下に手順を示します。
ジャッキアップ→ホイール脱着→作業空間確保→ドレンホースに延長ホース差込み→バンドで固定→下側ホースの固定→エアコン動作、ドレンの滴下状態確認→ホイール装着→ジャッキダウン

延長ホースと固定バンド
まずは今回準備した延長ホースを紹介します。
画像にあるホースは、DIYショップでドレンパイプ外径とホース内径が合う網入りのホースを購入、この外側にアルミテープを巻いたものです。アルミテープはフロントパイプ至近を通るため、耐熱性アップの目的で巻きました。
ホースの内径は15mmのもので、50cmほど買いました。実際に使ったのは25cmほどでした。
下の丸いのは固定する金属バンドです。

純正ドレンとの接続
純正ドレンパイプとの位置関係は画像の通りです。
エアコンドレンに自作ホースを差込み、バンドをダブルにかけて固定しました。

ホースの車両下側の固定状態
車両下側へ出したホースの固定方法は画像のようにしました。
ボルトが挿してある部分は何故かサービスホールになっていたので、ここにあうボルトを購入、車体への取り付けの際、カーテンをレールに固定する丸いリングをはさみました。
これに同じくリングを2本通し、それをバンドに通して、そのバンドを介しホースを固定しました。
スペースの余裕はほとんどありませんが、ギリギリでフロントパイプとホースは接触していません。

ホース固定の様子
下側から固定したホースの様子を撮影しました。知恵がないのでこんな固定方法しかできませんでした。

角度を変えて固定状態を観察
車両前方から見ると、こんな位置関係になります。純正のパイプは銀色のフロントパイプの上にあり、ここからはその姿を見ることもできません。

ホース先端の様子
最後に、ホースと車体の位置関係を別角度から撮影してみました。この位置ですとドレンがフロントパイプにポタポタと落ちることはありません。
この対策で遮熱板が長持ちしてくれるなら、安いものです。


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