準備 ![]() まずステアリング交換に必須のボスを用意します。私はオートバックスで大恵産業のエアバック対応ボスを購入しました。品番はS−501になります。B4−RSKやGT−B E-TUNE等のステアシフト装着車は別の品番になります。値段は8800円(税別)でした。 |
純正ステアリングの脱着 ![]() 基本的には購入したボスに添付されている交換手順書の通りなのですが、まずバッテリーのマイナス端子を外し、5分ほど待ちます。5分待つというのはエアバックに内蔵されたコンデンサー?などに溜まっている電気を放電させ、誤動作を防ぐためです。 5分過ぎたらいよいよ交換作業です。まず添付されているトルクスレンチでステアリング左右にあるボルトを緩めます。これは緩めるだけでOKです。ボルトは脱着できない構造になっています。ボルトはかなりしっかり留めてあるので、気合い入れて緩めてください。 ![]() 左右のボルトを緩めるとご覧のように中央部にあるエアバック本体が外れます。 ![]() エアバック本体を作動させるコネクターとホーンのコネクターの2つを外します。画像中黄色枠内のコネクターが、かなり脱着し難いので注意が必要です。 ![]() エアバックを脱着したあとの姿です。センターのナットを緩め、ステアリングをゆすってシャフトから脱着したのち、ナットを完全に緩めてステアリング本体を外します。 ![]() 外したあとの状態です。エアバック無しのステアリングと違うのは、エアバックとホーンに通電させる端子(ロールコネクタと呼ぶらしい)があることです。 |
ステアリングの装着 ![]() 新旧ステアリングを重ねて比較してみました。ウッドステアの方が一回り小さい外径です。重量を実測したところ、純正MOMO(エアバックモジュール付き)が3kg、社外のMOMOステ(ボス重量含む)が1.4kgと、約半分の重量になりました。 小さくなった外径と重量的に軽いステアリング、これなら路面状態をダイレクトに伝えてくれるでしょうし、また操作もし易いと思います。 ![]() ボスに付属していたエアバックキャンセルコネクターとホーンコネクターを装着した状態です。 この時、ステアリングセンターをキチンと確認しておかないと、あとで痛い目を見ます。私はこれを適当にやってしまったため、翌日再度分解調整することになりました。 エアバックに通電させるロールコネクターという部品は自由にグルグル回るので、これをうまく回しながら、ボスのセンターが中央にくるようなステアリングシャフトの切り込み箇所を見つけます。 後日微調整したときには、この状態のままステアリングだけ取り付け、近所を自走してセンターを確認しましたので、もしセンターが分からなくなってしまったら、取りあえず仮組みした状態で自走チェックされると良いと思います。 勿論バッテリー端子は接続します。 ![]() コネクターをボスの空いている場所に押し込み、ビニールテープでぐるぐる巻きにして固定します。 ![]() ボスカバーを装着したところです。これで先ほどぐるぐる巻きに固定したコネクターも隠れます。 ![]() あとはステアリングを装着して完了です。バッテリーを接続したら、イグニッションをONにして、エアバックウォーニングランプが数秒後に消灯することを確認し完成です。上の画像ではウォーニングランプが消灯していることが分かります。 ![]() 比較の為に交換前の純正ステアリングの画像も掲載しました。上の画像と比較するとかなり雰囲気が変わったように思います。 ウッドステアは外径が小さいため、メーターパネルの一部が隠れてしまっていますが、特に支障は無いと思われたのでそのままです。 純正ステアリングがボス先端から約10cm、MOMOのウッドステアリングが約9cmでしたので、スペーサーを追加して11cmくらいに調整しています。 |