ノアにカーナビを装着する。


ここでは、ノアにカーナビを装着した作業を紹介しています。
ノアには2DIN分の空きスペースしかなく、2DINのヘッドユニットと
インダッシュTVとの共着ができなかったため、
今回はオンダッシュ7インチTVのD9500を某オクで落札し使うこととしました。
作業も2重手間を排除するために、ヘッドユニットの装着と同時進行で作業しました。

尚、交換作業に際しては自己責任において実施してください。
本件に関し、ほっぽさんは如何なる責任も負いませんので悪しからず。。。



準備

カーナビ一式
工具一式

今回は事前にインターネットで装着情報を入手してから作業に取り掛かったため、準備、作業ともスムーズでした。
電源はオーディオからの分岐、車速センサーとバック信号はメーター裏から取り出しました。ノアにはレガシィのようなナビ専用コネクターは無かったのですが、これら情報のおかげで、スムーズに作業できたと思います。
参考にさせて頂いたホームページ管理者の方々に感謝しています。


センターパネルの脱着

センターパネルの脱着

今回もここからスタート、というかセンターパネルを外さないことには作業が始まりません。今回はヘッドユニット装着と同時に進めたので、脱着は1回で済みました。

各種配線

メーターフードの脱着

上記センターパネルが外れた状態で、下の画像にある黄色枠2箇所のビスと、上の画像にあるフード上部3箇所のプラスチックビスを脱着すると、フードが外れます。上の画像は脱着後逆さまにしたものです。このビスは2重構造になっており、中央部を押すと中に引っこみ、これで留め具が外れてビスが簡単に取れます。装着するときは事前に中央部の凹みを戻してからはめればOKです。
実はこのビス、ダイハツ車と同じでした。

メーターの脱着

フードが取れると赤枠3箇所のビスが見えます。これを外すとメーターが外れます。

メーター裏側

メーター裏側です。2箇所コネクターが刺さっていますが、向かって右側の大きな方が車速センサーとバック信号のあるコネクターとなります。

車速センサーとバック信号の取り出し

車速センサーは24Pコネクター7番赤黄、バック信号は24Pコネクター24番の赤黒です。これを分岐させます。
あとは脱着と逆の方法で取り付けすれば、2つの信号取り出しは完成です。
常時電源、アクセサリー、イルミネーションはオーディオから分岐させたので、これら5本の線をナビまで引き回します。

ビーコン設置場所

ビーコンの設置場所は、将来のETC化を睨んで迷ったのですが、結局定位置になりました。ETCのアンテナはルームミラー裏か、ダッシュボード裏側のメーター奥にしようと考えた為、ここでも問題ないと判断しました。
配線は助手席側に引き回しています。

GPSアンテナ

GPSアンテナは、これまた定番の助手席側ダッシュ上にしました。上のビーコン配線と併せて、助手席側より引き回しています。この際、三角窓付近の小さなパネルを外し、ここから配線を取り込んでいます。
一応見栄えにも拘っています。^^;

配線の引き回し

ビーコン、GPSの配線は助手席足元〜サイドステップを通して助手席下のナビまで引き回しました。

RGBケーブル

TVを接続するRGBケーブルは、ナビ→助手席側サイドステップ→グローブBOX裏→ヘッドユニット脇を通過させて引き回しました。余ったケーブルはグローブBOX裏のエアコンフィルター上で束ねています。実はここにはETCケーブルも引き回してあります。いずれETCを使う段階に来たら、ここからETCまで引き回せばOKにしてあります。


ナビ本体の設置

ナビの設置場所

ナビとTVチューナーは助手席下に設置しました。ノアはシート下に余裕があるため、TVチューナー+ナビ+ビーコン&フィルムアンテナのユニットを3段重ねにしてもシートとの干渉は全くありません。
わが家のノアは寒冷地仕様のため、運転席下にはヒーターユニットが設置されており、スペースが全く無かったため、助手席下しか選択肢はありませんでした。
しかも助手席下もヒーター出口があるため、若干ながらヒーター出口を塞ぎ、シートと干渉しないギリギリの位置に設置しました。
最近の1DINサイズになったナビでは問題ないと思いますが、このナビはちょっと大きめのため、横方向の設置場所には若干苦労しました。
配線がゴチャゴチャしていますが、これでもナビ&TVの配線は途中をカットして短くしてあります。ゴチャゴチャの原因の一つには、ナビ、TV、ビーコン、フィルムアンテナと4つの配線があるからだと思います。
当初、9900V付属のビーコンが使えないか検討したのですが、9500と9900では外観は同じでも中身が若干違うそうで、ナビ本体から給電する9900V付属ビーコンは、給電部の無い9500では使えないとわかり、結局前に使っていたB3を使いまわすことになりました。
撮影時点ではフィルムアンテナを施工していないので電源部しかありませんが、現在はアンテナも設置し、配線も全て完了しています。

ナビ設置完了、シートを一番前まで出した状態

ナビ設置完了です。助手席シートを最前列まで動かすと、これだけ出てきます。ちょっとした作業なら助手席を脱着する必要は無いと思います。

ナビ設置完了、シートを一番後ろまで下げた状態

こちらの画像はシートを一番後ろまで下げた状態です。ほぼナビが隠れています。

ナビ設置完了、動作確認

最後にTVを設置して動作確認してお終いです。センターメーターでオンダッシュTVをどこに装着するか?は悩みのタネだったのですが、運転席から見てメーターと重ならない位置、更に助手席エアバックとの干渉が殆ど無い位置ということを考慮し、更に視認性の良い場所で決めました。恐らくギリギリで助手席エアバックとの干渉は無いと思います。取付面はフラットだったので両面テープでの固定で問題ありません。
今回拘った点としては、RGBケーブルの取り出しです。最短で取り出せて見栄えが良さそうな場所、ということでヘッドユニット装着時に取り付けた化粧パネルを片方外し、代わりに黒いすき間テープを若干短めに貼り付け、ケーブル1本分の隙間を作ってここから取り出しました。個人的には大変満足しています。
また、携帯電話接続ケーブルはヘッドユニット下の小物置き場に引き回してあります。センターパネルの端を若干カットし、ここから取り出しています。小物置き場に携帯を置いて、このコードと接続すれば、ハンズフリー通話も可能です。これも今回拘ったポイントかな。

尚、今回装着したのは某オクより入手したカロのDVDサイバーナビ、D−9500ですが、ROMはVer.3となっており、最新に近い地図となっています。操作系、別売オービスROM、登録地点やルートも9900Vと共通で使えるので、これにして良かったと思っています。

フィルムアンテナ

今回もTV&VICSアンテナは原田のパウルスEにしました。フィルムアンテナ自身の再装着が不可能だったため、再度新品を購入しました。何でもフィルムアンテナ単体を部品で買うより、一式を割引価格で買った方が安いそうです。
ここではリア周りの脱着作業については、別途リアスピーカーの交換で掲載するので、アンテナ設置場所の掲載のみに留めます。

フィルムアンテナ、運転席側
運転席側のサードシート横の窓に貼り付けたアンテナ部分です。こちらは既にFMのガラスプリントアンテナが貼り付けてあったので、それを避けて貼り付けたら、黄色枠の位置になりました。
画像にマウスを置くと拡大画像がご覧になれます。

フィルムアンテナ、助手席側
助手席側のサードシート横の窓に貼り付けたアンテナ部分です。こちらには何も貼り付けてなかったので、邪魔にならない上の方に貼り付けました。(黄色枠内参照)
こちらも画像にマウスを置くと拡大画像がご覧になれます。



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