エンジンスターター作動中にキーレス動作可能にする。


ここでは、リモコンエンジンスターター作動中に死んでしまうキーレスを
動作可能にした作業の様子を紹介しています。
この方法は私が考案したのではなく、あるサイトで紹介された方法を真似しただけです。
詳細は本文に記載しておきます。

尚、交換作業に際しては自己責任において実施してください。
本件に関し、ほっぽさんは如何なる責任も負いませんので悪しからず。。。



準備

オムロン ハイパワーリレー LY1+台座(秋葉原の田中無線?で購入)商品情報はこちらからご覧になれます。
配線
圧着端子
電源取り出しヒューズ(ミニタイプのヒューズ使用)
7.5Aの管ヒューズ
ハンダごて&ハンダ
圧着ペンチ等の工具
テスター

ここで入手の難しい部品としては、オムロンのリレーが挙げられます。ただこれはホーン用のリレーでも流用可能と思います。要はDC12Vで1回路という条件を満たしていれば良いわけですから。
あとは町のカー用品店等で入手可能なものばかりです。

装着作業

まずはじめに、私が参考にさせて頂いたサイトをリンクしておきます。詳細は考案者であるそちらのサイトを参考にされると良いでしょう。私はこうやって紹介こそしていますが、単に真似しただけですから。
トリッピーワールドさんのサイトでDIYコーナーで紹介されています。

パーツの工作
今回の作業は、まずヒューズを加工するところから始まります。市販のヒューズ電源取り出しコードを購入し、これのヒューズ部分をカット(つまりヒューズとしては使わない)します。
次いで、電源取り出しコードのついていない方の頭のプラスチック部分をカッターで丁寧に切り取り、ここにハンダ付けして線を付けます。ベースがミニヒューズ、ここにハンダ付けするので手先が器用でないと、そして電気工作に慣れていないと難しいでしょう。
ちなみに私はこの部分のみ、優秀な弟に作業してもらいました。^^;
そして、取り出しコード途中にあるヒューズBOX内(白い筒の部分)には、7.5Aの管ヒューズを入れておきます。何故7.5Aかと言えば、これを入れる場所の本来の容量が7.5Aだからです。

スターターハーネスの加工
スターター配線をカットし、それをリレーまで引っ張ります。カットするのはリモスタ〜キーシリンダー間の配線で、ACC位置で通電線となります。ちなみに私の使っているサンヨーテクニカのハーネスだと青色がACC線だそうです。
カットした線はキーシリンダー側は絶縁テープ巻きして使いません。リモスタ側は圧着端子を装着し、延長線を自作してリレーまで引っ張ります。
黄色枠の部分はリモスタ〜リレーへの延長配線です。


リレーの設置
次はリレーに配線します。配線等の情報は上記にリンクしたトリッピーワールドさんのページをご覧ください。

リレーの固定
リレーはご覧の位置にタイラップ等で固定します。このリレー、本来は車用でないだけに、中身むき出しでちょっと恐い感じもします。
アースは適当な金属部分に接続します。

ヒューズから電源の取り出し
リレー設置前に乗っ取りヒューズを装着します。場所はインストルメントパネルJ/B ASSYの所のGEUGEヒューズ7.5Aの所に改造ヒューズを装着すればOKです。場所はヒューズBOX内の右側下から2番目です。この場所では右側が1次側、左が2次側となるそうです。1次側に7.5Aヒューズのある方を接続します。

ヒューズのある場所
ヒューズBOXのある場所は助手席グローブBOX左側の黄色枠の辺りになります。

以上の作業で、リモスタ作動中にもキーレス動作が可能になります。ステレオとPWは作動しませんが、ACは動きますので夏場にリモスタでエンジン掛けておいて車内を冷やすことも可能です。

正直スバルやダイハツではリモスタ作動中でもキーレス作動できたので、何でノアは、、、と思ったのですが、全く凄いことを考えて、しかも実行し、更にサイトにアップしてくれている方が居て、本当に助かりました。
私はこういうアイデア出して実行するなんてとても出来なくて、いつも他人様のやったことを真似しているだけなので、こういうオリジナリティある情報をアップされている方々を羨ましく思います。



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