私がレガシィを買ったわけ。。。



2006年12月中旬、予定外にもBPレガシィの中古車に乗り換えることになりました。現在はBP5C型レガシィのtuned by STIという限定車(5AT)に乗っています。ここでは私がBH5BレガシィGT−VDCから乗り換えたいきさつについて纏めてみました。
ちなみにBHの前はBG9A、つまりマイナー前のBGレガシィ250Tを所有していたので、これでレガシィは3台目になります。
興味と時間のある方は最後までお付き合い下さい。(^_^;;;

スキーへの道中が快適な4WDが欲しかった。
私が今回も次期愛車候補として最重要視したのがこれでした。ここ数年は結婚したこともあり滑走日数も遠出が15日程度、近場のイエティナイターが30日弱と決して恵まれた環境ではありませんでしたが、一人でスキーに出かける機会も増え、やはり安心を買う意味でも4WDは欠かせない装備でした。そしてスバルのフルタイム4WDは4WDとしての安定度が非常に高いこと、フルタイム4WDはスノーロードだけでなく雨の日、風の強い日も有効だということがこれまでの経験でイヤというほど分かっていました。
そのような訳で4WD、いや正確には今回の購入時もスバル4WDしか眼中になかったというのが本音です。

夏は峠やサーキットで遊べる車が欲しかった。
スキー道中に快適な車と言っても、スキーシーズンは12月上旬〜5月上旬までの5ヶ月間、それ以外の7ヶ月は通勤の足として、またドライブの友として、更には峠やサーキットで腕だめしにも使える車でないと楽しくありません。元来スポーツ走行が好き、そのために車をチューニングするのも好きな私としては、4WDなら何でも良いという訳にはいきません。

このような趣向のもとで次期愛車を検討すると、必然的にBPレガシィしか眼中にありましせんでした。但しBPになってから新車で欲しい装備をつけると車両本体で350万、総額400万近い買い物は現実的ではなく、当面BHを乗り続けるつもりでした。

ある中古車店との出会い。。。
 しかし逐次インターネットの中古車サイトで検索していると、たまに魅力的な中古車に出会うことがあります。今回のキッカケはネット検索でした。
 ある休日、たまたまネット検索していると自宅から30分ほどの距離にあるお店にBPレガシィGTの中古車が、かなり魅力的な価格で販売されていました。いわゆるB型のGTでしたが、純正ナビ、マッキン、クルコン&VDC、アイボリー革シート、エアロとOPも多数あり、更に走行距離は1万km前後、それでいて価格はかなり魅力的なプライスでした。
 ドライブを兼ねて車を見に行くこととし、家族を連れてノアで出かけました。中古車店に着くと残念ながら該当車はすでに無く、売れてしまったとのことでした。まぁ中古車は1台限り、縁がなかったと諦めて帰ろうとしたとき、店員さんが声をかけてくれました。「うちは在庫がなくても社長がオークションで希望の車を探します。一度話しだけでも聞いてみてください」と。。。

 案内されて事務所で社長さんとお会いすると、私より若干年上の社長さんがいました。この社長さん、スバル車やスバリストの心理をよく理解していて、話が弾みました。社長さん自身もそのときはオークションで落札したチューンドB4のRSKに乗っていて、面白い車だと話してくれました。
 で、私はBPの中古を検討していること、使用目的は日常的な使用からスノードライブ、サーキット走行まで楽しんでいること、希望はGTか3Lであることを話しました。社長さん曰く、「折角中古車を探すなら妥協しないほうが良い、欲しい装備も話してください」とのことでしたので、純正ナビ、マッキン、VDC&クルコンは欲しい装備であること、革シートやサンルーフはどちらでも良いこと、距離は2万km以内でと話しました。またスペックBの存在については、どちらでも良いと話しました。
 社長さん曰く、そういうことなら3LよりGT系でしょうということで、GT系で探してもらうこととしました。
 更に帰り際「そういえば限定車でSTIがあります。もしこれがあれば金額は上乗せするので購入対象にしたい。STIならナビやマッキンは妥協しても良い」と告げて帰宅しました。
 正直、中古車オークションでそんな簡単に見つかるはずが無いとタカをくくっていたので、まぁ次の車検までに何か連絡があればいいかな、程度の感覚でした。

tuned by STIが見つかる!!!
 そのお店にリクエストしてから10日ほど経った頃でしょうか。社長さんから電話がありました。
「ほっぽさん、STIが出てきましたよ。しかもナビとマッキン付きです。どうしますか?」とビックリの内容。
更に「実はこの車、タイヤ&ホイールと足回りが変わっているようですが、それでもいいですか?」とのこと。
私は○○○万円くらいまでで買えるなら考えたいので落札頑張ってみてくださいとお願いし、更に、「タイヤ&ホイールの銘柄と足回りの銘柄確認及びノーマルパーツの有無の確認」をお願いしました。

 翌日、また社長から電話があり「ほっぽさん、ホイールはレイズの鍛造、タイヤも18インチのRE01Rとかなり高価なものです。足回りはZERO/SPORTSの車高調です。更にノーマルパーツがついてます!」という連絡があり、その内容に驚くばかり。
一言「値段に上限はありますが、かなり欲しい車なので頑張って落札してみてください」とお願いしました。まさかこんなに早く見つかるとは思ってもみなかったSTI、、、購入の可能性が高まりました。

 数日後、社長さんより電話がありました。「ほっぽさん、落札できちゃいました!!週末には車が届くので、現物確認してください!!」と驚きの電話。まさかお店に立ち寄ってから2週間もしないうちにSTIが落札できるとは思ってもみませんでした。

tuned by STI購入
 その週末、中古車店に実車を見に行きました。実物は想像していたより非常に程度が良い車両でした。正直新車といっても良いくらいの程度の良さにビックリ!!!
 また車内を見ると、純正ナビとマッキン以外にも、ナビ連動のビルトインETC、ビーコンVICS、走行中もTV写るキット、HKSターボタイマー、純正TVチューナー、ナビ連動バックカメラ、純正リモコンエンジンスターターなど、高価なディーラーOPがテンコ盛り状態で再びビックリ。私が新車を買っても絶対に装着できないパーツばかりで、正に成金仕様といっても過言ではないレガシィでした。

 早速試乗すると、これまでも何度かディーラーでBPレガシィには試乗してきたものの、それらとは明らかに異なるパワフル感、トルク感にビックリ。自分でいじり仕上げてきたBHが霞んでしまうくらいの衝撃的な車でした。
 試乗を終えるとニヤニヤが止まりません。社長もすでに試乗済みで、この車ならお勧めできるとの太鼓判を頂きました。ここまでくるともうダメです。中古車店に着くまでは、やはり急な買い物だし、今のBHでも問題ないし、また借金を抱えるしと、買い替えを止める方向で考えていたのですが、試乗したあとは既に、どうやって金策しようか?というポジティブな考えに変わっていました。^^;;;
 結局、BHの売却、ノーマル戻しのBH装着社外パーツ売却、一部貯金の取り崩し、最後にローンという金策で何とか購入できる目処が立ち、STIを購入することとなりました。
走行距離5500km強、平成17年10月登録、購入は平成18年12月、色はアーバングレー、5ATのBP5Cレガシィツーリングワゴン GTT SpecB tuned by STIがめでたく私の3台目のレガシィとなりました。

tuned by STIの付属品
 購入後に調べたところ、このレガシィには上述以外にも沢山の社外パーツが装着されていることが判明しました。それらパーツとは、
・PROVA アイフェルアクセスポート(いわゆるチューニングECU)
・ZERO/SPORTS Vエフェクトアーシング
・PRSビックスロットル
・PROVA純正交換エアークリーナー
・ZERO/SPORTSリアタワーバー
・レイズCE28N 8JJ-18+BS POTENZA RE01R 235/40-18
・ZERO/SPORTS車高調 ウイニングR
・リア濃色フィルム
・ガラス繊維コーティング(平成18年4月施工)
というもので、購入した私が手を入れる必要がないほどのものでした。
 これらとは別に、純正のタイヤ&ホイール、純正の足回りがほぼ新品の状態で添付されており、これらは出番を待つため保管している状態です。

 一体私がこのSTIを幾らで買ったのか?それは秘密ですが、車両本体価格445万、フルOPに多数の社外パーツ、諸費用まで入れると総額600万オーバーになると思われるSTIですが、1年2ヶ月落ちの中古車になった際には、相当安い価格で購入できた、とだけ記載しておきます。

 購入後も時々社長さんに会うのですが、あれから頼まれて探してもこんなにお得なSTIは出てこないことを話され、本当に私はタイミングが良かったと何時も言われます。このSTIは私に買われる運命だったのかもしれません。。。

 最後に、このレガシィの前オーナーさんについて軽く触れておきます。大阪は和泉ナンバー地域に居住されている方で、何故か?購入は大阪スバルの法人営業からとなっていました。何らかの事業主さんである可能性もあると思っています。



表紙に戻る
次に進む
レガピーチューン日記に戻る